・ミートやディフェンスの基本姿勢やステップなど基礎を習得するための練習
・人数が少ないため、初心者でも試合にでれるようにする必要がありそのためのメニュー
・できれば、初心者は基礎を習得できるようにして、経験者は練習レベルを落とさない練習がしたい
要望の背景
・新入部員5人中3人が初心者であり、基礎を習得させるために、どのような練習を組めばいいのかわからない
・大学生ということもあり、習得までの時間がかかるが、試合が毎月のようにあり試合に出れるようにする必要がある
・初心者に合わせた練習をしているため、経験者の練習レベルも落としていて、対人やシュートがあまりできていない。
Sufu認定指導者の回答
フロー理論とは、心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏が提唱した考え方です。簡単に言うと、物事に没入している状態をフロー状態といい、そう言う精神状態になっているときは集中力を発揮して、高いレベルの学習能力を発揮するというものです。同時にその物事に対して楽しさや満足感を得られます。
しかし自分の能力と目的を比較した時に、達成可能と思える課題でないと没入できません。フロー状態にまで没入するためには、達成できるかどうかはわからなくても、頑張れば達成できそうだ、という課題設定が大切なのです。
具体的にいうとわかりやすいと思います。小学1年生に6年生との1対1で勝て、という課題を与えたとします。1年生にとっては目標が高すぎて最初から諦めてしまうでしょう。6年生にとっても簡単すぎて全力で取り組もうとはしません。では、小学6年生と中学1年生ならどうでしょうか。1年前まで同じカテゴリーで練習していた年齢差です。頑張れば倒せるかもしれない、頑張ってみようと思うはずです。
「できるかできないか」くらいの課題を与えることが選手の意欲を引き出すコツであり、選手の能力を伸ばすコツなのです。
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左右に素早く動けて、床を蹴りやすいグッドスタンスを最初に作りましょう。
中心を外れてキャッチしてしまったものは、ブロッキングファールになってしまったと考えて良いでしょう。
すぐに最初のグッドスタンスを取り戻します。
・ボールを身体の中心でキャッチする
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そういった時に行なうコンタクトの分解練習です。
・バランスを崩さない
・手を出したときにバランスを崩さない
ドリブルの強さ、速さと幅の大きさ意識してやっていきましょう
手のひらの向きを意識すると良いでしょう
プッシュ・プルは小さく・大きく早く、自在に操れる技術を身につけます。
・チェンジの後に素早くプッシュする
・ステップを踏む際にボールを素早く突き出す
ディフェンスの手をかわしてパスをする
2人組で5~6mの距離でパスをし合います。
3人組で行い、パスを出した人がディフェンスになりましょう。
・クイックハンドでパスをだす
・フェイク&メイク
(ディフェンスの手をフェイクで動かしてからパスをする)
時間を調整したり、本数を調整したり、適切な難易度で行いましょう。
・目標8〜9本
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・ドライブが始まったらドリフトして合わせる
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ