【Sufu会員が教える】オススメのコンバースのバスケットシューズ(バッシュ)
【Sufu会員が教える】オススメのアディダス(adidas)のバスケットシューズ(バッシュ)
この記事では、Sufu会員から集めたアンケート結果を元に「オススメのアディダス(adidas)のバスケットシューズ(バッシュ)」を紹介します。
Sufu会員に向けた独自のアンケート結果を元にオススメのメーカーや商品、オススメの理由を詳しく説明することでバスケの用品・用具・グッズ選びをサポートします。
アディダス(adidas)のバスケットシューズ(バッシュ)選びにおいて、この記事を読んで参考にしてみてください。
この記事の目次
- 1. Sufu会員がおすすめするバスケの用品・用具・グッズ
- 1.1. 【社会人にオススメ】値段と履き心地、デザインに優れたアディダス ハーデン ステップバック
- 1.2. アディダス PRO CLUB
- 1.3. プロモデル 2G ロー
- 1.4. アディダス・ローズシリーズ
- 1.5. Dameシリーズ
- 1.6. フォーラム84
- 1.7. adidas Harden Vol.5
- 1.8. ハーデン Vol. 4 マクドナルド
- 1.9. デイム EXTPLY 2.0 / DAME EXTPLY 2.0
- 1.10. GY2404
- 1.11. ハーデン6
- 2. 【エルトラックが教える】バスケットシューズ(バッシュ)の選び方
- 2.1. チェックポイント バッシュが正しい位置で曲がるか
- 2.2. 柔らかければ良い?
- 2.3. 靴底(アウトソール)の形が違う?
- 2.4. セパレートソール・フラットソールのメリットとデメリット
- 2.5. アウトソールの素材で違いは出るの?
- 2.6. 足底のデザインで違いは出る?
- 2.7. バッシュの作りってどうなってるの?
- 2.8. チェックポイント アッパー部分を確かめる
- 2.9. アッパー付近の注意点
- 2.10. ヒール部分での安定感
- 2.11. アッパー素材のポイント
- 2.12. ミッドソールのポイント
- 2.13. シューレース(靴ひも)も大切
- 2.14. 結び方で感じ方も変わる
- 2.15. 実際にフィッティングをしてみる
- 2.16. かかとのフィット感を確認する
- 2.17. バスケットボール用のソックスで試着する
- 2.18. シューレースを一番上まで通す
- 2.19. 実際に動いてみる
- 2.20. できるならば実際にお店で
Sufu会員がおすすめするバスケの用品・用具・グッズ
【社会人にオススメ】値段と履き心地、デザインに優れたアディダス ハーデン ステップバック
Sufu有料会員クラブチーム指導者(中学生)
アディダスは以前から履いていますが特にグリップが良く感じます。
その為、鋭い切り替えしやストップを重視する選手には良いと思います。
土地柄的に床が滑りやすいのですが、しっかりと床を拭いた後はストップがかなりしやすかったです。
名前の通りステップバックには良いのかもしれません。
あと足の形が広めなので靴も広めの物が良いと探していました。
このバッシュは形的にもフィットしやすく履きやすかったです。
足が痛くなる事もほとんどありませんでした。
デザインもシンプルでとても自分好みでした。
真っ黒なものなのでウェアには合わせやすいかもしれません。
またお値段も1万円を切るやすさで手が出しやすいです。
アディダスは割と価格が安いものが多い気がします。
がっつりやりたい人から趣味で少しやってみたい人までお勧めです。
アディダス PRO CLUB
Sufu有料会員保護者
私がアディダス PRO CLUBをおすすめする理由は1フィット感、2グリップ力、3デザインです。
まず最初に1のフィット感です。
私はバッシュの中で足がフィットして前後左右にずれないというのがバッシュ選びの基本としています。
アディダス PRO CLUBはフィット感がありました。
次に2のグリップ力。
私のポジションはPGなのでドライブするときやディフェンスの際に急なストップなどが多いです。
そこで滑らないグリップ力が重要になります。
ソールも硬すぎるのが苦手なのでちょうどよいです。
またミドルカットですが足首を固定しすぎずに自由にしてくれていいです。
次に3のデザイン。
私は重いバッシュはプレーがしづらいのでアディダス PRO CLUBには満足しています。
私は大学生の時にこのバッシュを履いている選手をみて購入しました。
シンプルなデザインなのにかっこよく、スタイリッシュなデザインが気に入ってます。
以上が私がをアディダス PRO CLUBをおすすめする理由です。
プロモデル 2G ロー
Sufu有料会員クラブチーム指導者(小学生)
デザイン重視でバッシュを探していたところ、プロモデルのバッシュを見つけ購入しました。
一見スニーカーのようにも見えるため、履いていると「バッシュなの?!」と驚かれることが多々ありました。
ソールはやや硬めでしっかりとしていますが、足裏が痛くなることはありませんでした。
ローカットは足首を程よく解放してくれるので小回りが利きプレーもしやすいです。
メンズでも、レディースでも合うデザインなのもオススメポイントのひとつです。
アディダスといえばの三本線はオーソドックスでシンプルです。
カラーもホワイトベースや、ブラックベースでどんなウェアにもぴったりと合わせることができるのもとてもありがたいです。
派手なウェアにも合わせられるため、重宝しています。
アディダス・ローズシリーズ
Sufu有料会員保護者
わたしが、おススメするアディダスのバスケットシューズはデリック・ローズのモデルでローズシリーズです。
わたしが初めてローズシリーズに出会ったのは10年前でした。
わたしはローカットが好きなのですが、その当時にローズモデルからローカットが発売されました。
当時からローズはスーパースターでした。
とても軽く何よりもプレーのしやすさに衝撃を受けました。
そこからはローズシリーズではローカット以外も履いたりしています。
いまだに私の中ではスーパースターなので毎回新作が出るたびに楽しみにしています。
履くだけではなく、飾ったりするにもおしゃれでよいです。
これがわたしがアディダスのローズシリーズをおすすめする理由になります。
Dameシリーズ
Sufu有料会員選手自身
NBA選手ダミアンリラード選手のブランドモデルのバッシュです。
彼はクイックネスのある選手ですので、このバッシュは踏ん張りが非常に効きます。
クッション性も他のメーカーのバッシュと比較しても問題ないと思われます。
見た目に関してもポイントは高いです。
派手過ぎずシンプル過ぎないデザインをしています。
色に関してはカラーバリエーションが豊富にある為、自分の好みの色を選ぶことができます。
価格に関してもアディダスオンラインストアで頻繁にセールを実施しているので安くなっている時に購入することをお勧めします。
私は6.7.8と履いていますが、今のところ問題がありません。
ですが、サイズに関しては大きめの作りの為、ワンサイズ落として履いた方が良いです。
フォーラム84
Sufu有料会員保護者
アディダスは多くの店舗で取り扱いがあるため、購入しやすいです。
またフォーラム84のシューズは、デザインがクラシックな感じでかっこいいです。
かっこいいと、履いていて、自信が湧いてきます。
プレーが意欲的になり、他のシューズを履くより、楽しんでプレーができます。
また、サイズ感が日本人にとってわかりやすいです。
日本人の幅の広い足にも合い、履いていて痛くなりません。
クッション性も適度によく、硬すぎず、やわらかすぎず、適度に反発があり、走りやすいです。
またアディダスというと、品質や社風に安心感があり、履いていて恥ずかしくないです。
バスケットボール競技に限らず、他のスポーツやウォーキング、フォーマルな革靴まで、展開が広く、バスケットボールを起点に、他のシューズも手に取りやすいです。
adidas Harden Vol.5
Sufu有料会員保護者
わたしがおすすめするアディダスのバスケットシューズはadidas Harden Vol.5です。
NBA選手のジェームス・ハーデンのモデルです。
ハーデンといえばステップバックです。
それゆえにグリップ力がとてもよいのが特徴です。
彼のプレースタイルにも対応できるタフさもありながら、柔らかいのが特徴です。
ローカットとなっておりガードプレーヤーにはとても最適です。
履いた印象は、しっかりと足が包まれている印象でした。
横の動きもスムーズでかなり良い切り返しが行える印象です。
ハーデンシリーズは最近はローカットがメインとなっていてわたしにはうれしい限りです。
中学生から大人までおすすめするバスケットシューズとなっています。
ハーデン Vol. 4 マクドナルド
Sufu有料会員保護者
デザインは好みの問題なので割愛しますが、写真など見るほど派手ではなく、違和感ありません。
機能面、見た目、共にとても気に入ってます。
サイズ感はちょっと大きいです。
普段、アシックス、エアジョーダンは27.5を履いてますが、このバッシュの27.5は上記の28以上な気がします。
つま先部分はかなりゆとりがあるのですが、甲部分のバンドの締め付けが強いので足がズレる感覚は無いです。
もしかしたらつま先部分にゆとりを持たせたそんな仕様のバッシュなのかもしれないので、お店などで試し履きは必ずした方がいいと思います。
履き心地は包み込まれるような感じで、メッシュ生地は足に馴染みやすく、ストレスを感じません。
たとえ少々大きめでも、ソックス選択で調整可能です。
また、シューレースでかなり締め付けられる構造なので、しっかりホールドしてくれます。
デイム EXTPLY 2.0 / DAME EXTPLY 2.0
Sufu有料会員クラブチーム 指導者(大学生)
クッション性のある素材で、バスケットボールの様々な動きに対応する。また、メーカーロゴ(スリーストライプ)も背面に施しているに留め、バッシュのデザインのオリジナリティも失わない。
シグネイチャーモデルであるダミアン・リラード選手は、フランチャイズプレイヤーとして様々なオファーがある中、自分の道を突き進んでいる。
類まれなるシュート力、リーダーシップとが合わさり、とてもパワフルなプレイヤーだ。
SNS社会の中で、他人の言動が必要以上に目に入る世の中。特に、若い選手の場合、自分のいる場所、自分の行動に自信が持ちにくく、外的環境に影響されやすい。自分の信じる道を自分で選び、自分で突き進むロールモデルとして、シューズを超えた存在感を与えてくれるのではないか。
GY2404
Sufu有料会員クラブチーム指導者(小学生)
アディダスのバスケットボールシューズは今まで履いたことがありませんでしたが、デザインに一目惚れをして、購入しました。
私自身オシャレや見た目にこだわりがあるため、デザインを重要視しています。
黒色に青色のラインが入っているというシンプルなデザインですが、青色がとってもきれいで、黒色との相性がバッチリで、本当にかっこいいです。
派手すぎず、地味すぎずおしゃれに履くことができます。
サイズ感もぴったりでした。足の幅がひろくなかなか合うバスケットシューズがなく、心配でしたが、もんだいありません。
また、グリップ力もしっかりしていて、キュッと止まることがき、ドライブに行った時や、ジャプシュートの時にしっかりストップでき、プレーしやすいです。
ハーデン6
Sufu有料会員クラブチーム指導者(小学生)
全体的にフィット感が良く、足全体が守られているような感じがする。
足入れは簡単で、タンの厚さと、ヒール周りのパディングは通常レベル。
全作でも存在した円柱状の「アキレス・パッド」は今作も健在ですが、悪さをすることもなくフィット・ロックダウンともに好感触。
特殊過ぎた前作のアッパー素材から今作はかなりグレードアップと言いますが、まともになっています。またソールのブーストクッションも良く、着地の時の安心感がある。
個人的にはアディダスの他のバッシュも好きです。
アディダスのバスケットボールカテゴリの中ではドンイシューシリーズと並んで一番機能としては高い部類。
選手としてのハーデンファンの方はもちろん、デザインが気に入った方はトライする価値のある一足でしょう
【エルトラックが教える】バスケットシューズ(バッシュ)の選び方
チェックポイント バッシュが正しい位置で曲がるか
1つ目のポイントはバッシュが正しい位置で曲がるかどうかです。
バスケットボールに限らずズポーツはかなり負荷の高い運動を行います。その際に動きに制限のかからない方向にしっかりと足を曲げられるかどうかは非常に大切なポイントになります。
特に注意して確かめたいのはソールと呼ばれる地面に接地する靴裏の部分です。
このソールの部分は各メーカーやバッシュのシリーズによって様々な特徴を持ったものが販売されています。
例えば、模様がデザインされているものや、土踏まずの部分に硬いプラスチックのような素材が使われているものなどは皆さんも目にしたことがあるかもしれません。
それぞれデザイン性や機能性を追求して作られているわけですが、確認したいのは曲がる位置と硬さです。
場所としては足底の指の付け根のあたりがしっかり曲がるかどうかをチェックしてみてください。
足指の部分がしっかり曲がると言うことは、足全体の機能を正しく使う上で非常な役割を果たします。
足は様々な筋肉が伸び縮みすることによって力を発揮しますが、この指の付け根部分がしっかりと運動することで足裏や横足のアーチを適切に使うことができます。
ソール部分が硬すぎると自分自身の脚力で曲げることができず、本来持っている自分のポテンシャルを発揮するのが非常に難しくなります。
場合によっては動きが制限されてしまい、別の部位への負担が大きくなるということも起こります。
子どもたちからも「足裏が痛い・・・。」という声を聞いたりしますが、履いているシューズを見てみると、デザインはすごくカッコいいんだけどソールが厚くて硬そうなものを履いている場合があります。
そんな時は自分の力でソールを曲げられるかをチェックしてみた方が良いかもしれません。
チェックをするときには、ねじれ具合もチェックしてみることも大切です。
バスケットは前に進むだけではなく横の動きや斜めの動きなど複雑なステップの多い競技です。
様々な角度に曲がるかどうかもチェックしてみてください。
柔らかければ良い?
とはいえ柔らかければ良いかと言われればそれだけではありません。
バスケットボールは硬いフローリングで行われる競技の上、ジャンプやダッシュ、切り返しなどの激しい動作がありますので、力を発揮する上ではソールにもある程度の硬さがあることが重要とされています。
そのためバスケットボールシューズは、ランニングシューズなどとは異なりソールの部分が厚くてしっかりとした作りになっているわけです。
ですから、自分の脚力で曲がりづらくなってしまうほどの硬さだとパフォーマンスが落ちてしまうし、逆に柔らかすぎても上手く力を伝えられずに同じくパフォーマンスを上げられない要因になってしまうということですね。
ですから、できれば実際にお店に行ってソールの硬さが自分に合っているかを曲げたりねじったり(迷惑にならない程度に・・・)しながら、そして試し履きをしながら選べると良いと思います。
靴底(アウトソール)の形が違う?
実際にバッシュのアウトソール(靴底の部分)を見てみると形状の違いが目につくと思います。
アウトソールは大きく分けると、セパレートソールとフラットソールという2種類があります。
見分けるのは非常に簡単で、フラット(平ら)ソールはその名の通りつま先部分からかかと部分までつながっているのが特徴で、セパレート(別々な)ソールは土踏まずの部分に凹みがあり、土踏まずを起点に前側と後ろ側でアウトソールが分かれているのが特徴です。
それぞれにメリットがありますので、ご自身のプレースタイルや体型・脚力などと照らし合わせて選んでみましょう。
セパレートソール・フラットソールのメリットとデメリット
靴の甲の部分(アッパー)やアッパーとアウトソール(靴底のソール)に挟まれた層(ミッドソール)の形状や作りにもよりますが、ソールの作りによるメリットとデメリットがあります。
セパレートソールの特徴は、スピードが出しやすい、反発力を生かしやすいというメリットがあります。
これは前後に分かれていることで、適切な位置でソールが曲がることで地面を蹴り出すのに大きなメリットがあることに加え、土踏まずの部分にバネの役割を果たす樹脂パーツなどの堅い素材が使われていることで大きな反発力を生み出してくれます。
逆に着地の衝撃を分散することが難しいとされているため、適度なクッション性のある素材の使われているものを選べると良いかもしれません。
フラットソールの特徴は、走っているときに足裏全体で着地出来るというメリットがあります。
足裏全体を満遍なく使うことができるので、疲れにくく安定性のある走り方ができるとされています。セパレートと違い力の分散ができるので筋肉疲労などでよく足がつってしまうという選手には、足のスタミナ不足
を補うという点ではメリットとなります。
逆に力が分散してかかりづらくなってしまうので、反発力を使ったスピードが出しづらいという点がデメリットとしてあげられます。
アウトソールの素材で違いは出るの?
形状ごとのメリットやデメリットを紹介しましたが、アウトソールにはさらに素材や模様によっても違いがあります。
これは各メーカーが動きやすさやデザイン性向上のために日夜凌ぎを削っている分野で、日々改良されていますので買うときにお店の人と相談してみるのも楽しいかもしれません。
代表的なところでいくとラバー素材やゴム素材ですが、各社で天然ゴムと合成ゴムの比率を変えていたりします。
例えば、NIKEでは通常のラバーソール(ソリッドソール)の他にもXDR(X-tra Durable Rubber)という硬い素材や半透明に加工のできるトランスルーセント、ガムラバーソールなどがあります。
それぞれの素材で硬さも性能も違ってきます。硬い素材であれば力を伝えやすくはなりますが、自分の脚力に見合わないものであれば蹴り込みができず違和感や滑りやすいという感覚があるかもしれません。
足底のデザインで違いは出る?
さらにアウトソールには様々な模様がついています。
これにもたくさんの趣向がされており、動きやすさを追求しています。
例えば、親指の付け根(母子球)の部分が円形状になっているものは全方向にグリップが効くように設計されていますし、掘られたラインの方向で推進力を出しやすいような設計になっています。
その他にも力を入れやすい、止まりやすい、方向転換しやすいといった動作のアシスト機能を目指して各社設計していますのでぜひチェックしてみてください。
バッシュの作りってどうなってるの?
さぁさらなるチェックポイントを紹介する前に、バッシュの作りがどうなっているのかを見ておきましょう。
各パーツの名前を全部覚えておく必要は全くありませんが、どういう作りになっているかがわかっているとバッシュ選びの際のポイントも分かりやすくなりますのでチェックしてみましょう。
シューレス・・・靴紐のこと。
シューホール・・・靴紐を通す穴です。穴だけではなく、筒状のストラップがシューホールの役割を果たしているものもあります。タンの部分にシューレスを通してずれにくくする設計のものもあります。
タン・・・足の甲の部分にある泥よけです。英語で「舌」を意味するTONGUEからベロやシューホールタンとも呼ばれます。
ヒール・・・かかと部分のこと。かかと部分の硬い素材を入れていう部分をヒールカップと言います。
トゥ・・・つまさき部分のこと。
アッパー・・・靴の甲部分のこと。最近は皮だけではなく様々な素材が使われています。
ミッドソール・・・アッパーとアウトソールに挟まれた層のこと。靴底上のクッション部分です。
アウトソール・・・地面に接地する靴裏部分のこと。
インソール・・・靴の中敷きのこと。カップインソールとも言います。
チェックポイント アッパー部分を確かめる
アッパー部分を確かめるというのは、簡単に言えばバッシュのフィット感を確認するということです。
アッパーの部分は足の甲の部分に直接接触しますので、この部分がきつすぎれば動きが制御されすぎて痛みの原因になることがありますし、逆に必要以上に隙間が開きすぎたりしているとシューズの中で足が滑ってしまい余計な力を使ったり力が伝わりづらかったりという問題が生じます。
一昔前のバッシュは革製のものが主流でしたが、現在では天然皮革・人工皮革・ナイロンなどの合成素材など様々な素材が使われています。
革製のものは使い込んでいくことで柔らかさが出てくるものでしたが、現在では改良が進み購入段階でもしっかり足にフィットするような柔らかさになっているものが多いようです。
また中足部から後足部にかけても工夫がなされています。
足の甲の部分にもやや硬めの素材を使うことでフィット感を出したり、伸縮性のあるワイヤーなどを通して動きの補助をするタイプのシューズもあります。
この部分にメーカーロゴが配置されていることが多いですが、素材が違うことが多いのでバッシュをチェックしてみてください。
アッパー付近の注意点
注意をしなくてはいけないのは、デザイン性を高めるためにバスケットボール用とタウンシューズ用の両用として作られているものや、一部のプレイヤー(足首の太い大柄な選手向け、クイックネスのある選手向けなど)ががあることです。
例えばデザイン性を高めようとして作られているシューズの中には一部硬い素材が使われていたり、その素材が本来曲がらなくてはいけない部分につけられていることで動きを詐害してしまう可能性があるということです。
前回の投稿でも紹介しましたが、シューズが適切に屈曲するのは非常に大切なポイントになりますので、このアッパーの部分でも確かめてみてください。
また一部のプレイヤー向けというところでは、くるぶし付近の素材も痛みの原因になっている場合があります。
各社が販売しているシグネチャーモデルと呼ばれるNBA選手をモデルに開発されているものの中には、足首が太い大型選手をイメージして作られ、そういった選手が使う場合には問題は出ませんが足首の細いジュニア期の選手が履くと本来当たらないパーツが当たってしまい痛みが出ることがあります。
これらの部分も実際に履いてみないと分かりづらい部分なので注意しましょう。
ヒール部分での安定感
さらにシューズの一番後ろの部分ヒールにも工夫がされています。
この部分にはヒールカップという硬めの素材を使ったつくりになっています。
カップという名の通りかかとを包み込むような形状になっているわけですが、ここの部分もシューズとのフィット感を出す上では非常に大切なパーツになります。
バッシュの種類にもよりますが、かかと部分にプラスティック素材を入れ込んでいるものもあれば、デザインも含めて外付けされているものもあります。
硬さのある部分なのでバッシュによっては合う合わないが出てきます。
取り付けられている位置が高すぎるとアキレス腱周りの痛みも出てきてしまうのでこちらも一度フィッティングしてから選んだ方が良いでしょう。
またシューズによってはこういったサポート部品の入っていないものもありますので、バスケットボールのように前後左右に動くスポーツの場合には重要なものですのでフィッティングの時に確かめておきましょう。
アッパー素材のポイント
フィット感を出すために重要なアッパー部分ですがそれ以外にも工夫点があります。
例えば通気性。
先ほど色々な種類の素材が使われているということを書きましたが、加工のしやすいナイロン素材などでメッシュ状になっているものもありシューズ内の蒸れをかなり押さえてくれます。
また革製のものでも通気口が加工されていたり、メッシュとの組み合わせでフィット感と通気性の両方を達成しているシューズもあります。
バスケット用のソックスはかなり厚めに作られていることもあり蒸れやすいシューズはかなり不快です。
夏場などに長時間練習したり、汗をかきやすい人は通気性もチェック材料に入れておきましょう。
ミッドソールのポイント
ミッドソールは、アッパーとアウトソールとの間にある分厚いクッション材です。
ミッドソールはスポーツシューズの大きな特徴の一つで、激しい運動をする際に足を守る衝撃吸収の力と、シュートやリバウンドのためのジャンプ・ディフェンスやダッシュなどの走力をサポートするための反発力を持っています。
素材としては各メーカーで様々なものが出ていますが、アシックスのGEL(ゲル)、NIKEのZOOM AIR(空気の入ったパックがクッション材として使われています。)、MAX AIR(ミッドソール部分にたくさんのエアを入れる層がある)などが有名どころでしょうか。
この部分は個人個人の求めているものによって選び方が変わってきますが、衝撃吸収を求めれば柔らかいものを、反発力を求めるのであればやや硬めのものになります。シューズに何を求めるかによって選ぶものが変わってきますので、自分自身でバランスの良いものを選びましょう。
シューレース(靴ひも)も大切
市販のシューズにはもともとそのバッシュにあったシューレース(靴ひも)がついています。
ですが、シューレースにも種類があり使用感やほどけやすさが変わってきます。
特に練習中や試合中によくほどけてしまうという人は、シューレースを別の種類に変えてみるのも良いかもしれません。
シューレースは一般的に、
・太ひも
・細ひも
・丸ひも(オーバル)
の3種類があります。
太ひも・細ひもは同じくフラットタイプという靴ひもになりますが、ひもの太さが違います。
一般的に太さは摩擦面が大きくなるので解けにくさに影響しますし、細さは強く結べるかどうかに影響します。
つまり、太ひもは解けにくい反面強く結びづらいシューレース、細ひもは強く結びやすい反面解けやすいということになります。
オーバルタイプと呼ばれる丸ひもにも丸型と楕円型と種類があります。
丸みを帯びた構造になっていることで柔軟性が出ていますので強く結ぶことができます。
その反面、丸みを帯びていることで摩擦が起きにくく解けやすいという特徴があります。
穴の大きさや強く結べるかの好みもあるかと思いますので、標準のものから変更したいときにはお店で試させてもらうの良いかもしれません。
また、靴ひもを結ぶのが苦手という方には、キャタピランやクールノットというシューレースに丸い凸凹のついた結ばずに穴に通すだけのシューレースもあります。
まだ、ひもをうまく結べないキッズには良いかもしれませんし、弾力のある素材を使っていることで伸縮性もあるので意図的に使っているプレイヤーもいるようです。ただ、伸縮性が大きいということは強度の高い動きに耐えられず脱げてしまう可能性もあるのでご自身の脚力とも相談してみた方が良いかもしれません。
またMIZUNOが販売しているゼログライドシューレースのようにシューレース表面に特殊樹脂加工を施すことでグリップ性が増し解けにくくしているものもあるようです。
フィット感と解けにくさはバッシュを使用する上では実用性を見る上で非常に重要な部分になりますので、シューレースもご自身の使いやすいものを選んでみるのも良いかもしれません。
結び方で感じ方も変わる
そんなシューレースですが結び方にも種類があります。
SNSを見てみるとオシャレな結び方がたくさん載っていますが、先に述べたように基本的にはフィット感が上がるものを選んで欲しいと思います。
代表的なものとして、アンダーラップとオーバーラップという結び方があります。
アンダーラップはひも穴の下から上へ通す方法、オーバーラップはひも穴の上から下へ通す方法です。
ほとんどのバッシュはアンダーラップで売られていることがほとんどですが、これはアンダーラップが圧迫感の少ない結び方だからです。
バスケットは強度の高いプレーを長時間行いますので、あまり強く締まりすぎてしまうと圧迫感を強く感じすぎてしまったり負担になってしまう可能性があります。
そのため適度に馴染み、圧迫感の少ないアンダーラップが採用されていることが多いわけです。
オーバーラップは逆に締まりが強く、固定しやすい結び方になります。
長時間の競技には向かないとされていますが、フィット感という意味ではきつ目が良いというプレイヤーの皆さんは試してみても良いかもしれません。
またキッズプレイヤーの皆さんでかかとや甲の部分が細く安定感が出ないという場合には結び方の工夫として知っておけると良いかと思います。
実際にフィッティングをしてみる
では、実際にお店で靴をフィッティングするときのポイントを見ていきましょう。
まずはサイズです。
シューズのサイズは先の記事でも述べたようにパフォーマンスを発揮する上で、そして怪我の予防という観点でもとても重要な要素となります。
足長と呼ばれる足の長さで選ばれる方が多いですが、足の幅や甲の高さも非常に重要になります。
できる限りしっかり測ってからサイズを選べるようにしましょう。
足長で見るとシューズの適正なサイズは、足長の実寸にプラス1cm程度とされています。
分かりづらい場合には中敷きを取り出して、かかと部分を合わせた上でつま先から中敷きの先端までの長さで見ることがきます。
かかとのフィット感を確認する
次にかかとです。
かかとの部分は足首から直接シューズにつながっている部分のため、シューズとの一体感を出す上でとても重要なポイントとなります。
また運動としてよく動かす部位になるためフィットしていないと痛みや窮屈さを感じることもあるかもしれません。
チェックをする際につま先に意識が向きがちですが、つま先がフィットしていてもかかとの部分が不安定だとシューズの中で結局ずれてしまいます。
まずはシューズを入ったら爪先を上にあげて、かかと部分を床に軽くコンコンと打ち付けてしっかりハマるかどうかを確認してみましょう。
バスケットボール用のソックスで試着する
シューズのだいたいのサイズが確認できたら全体的な確認をしてみます。
大切なのは実際にプレーする際の履き心地なので、バスケット用のソックスを履いて試すようにしてください。
バスケットボール用のソックスは比較的厚めに作られていることが多いですが、厚さにも違いがありますし好みもあります。また足袋のように指が離れているタイプのものもあります。
自分が普段履いているソックスを持参するようにしましょう。
シューレースを一番上まで通す
シューレースを一番上まで通す
またシューレースはフィット感を左右する重要なポイントとなります。
シューズは一番上の穴までシューレースを通す前提で設計されていますので、シューズ本来の力を発揮するという意味でも非常に重要なポイントです。
またシューレースの下についているベロの部分に紐通しがついていることが多いと思います。
ベロの部分は不安定な作りになっており、中でずれてしまったり、シューレースが絡んでしまったりと不快感の原因になることが多々あります。
中通しがついている場合には、通すのを忘れないようにしましょう。
また結び方として、脱げないように上の方だけぎゅうぎゅうに締めるという人がいます。
基本的には足は先端に向けて動きが出るように神経や骨があります。
こういった骨格構造に従って、前足部はきつすぎない程度に、後足部はしっかりと締めるというのがポイントになります。
実際に動いてみる
それでは実際にシューズを履き、シューレースをしっかり結んだ状態で動いてみましょう。
ポイントとしては、痛みや窮屈さといった違和感を感じないかどうかです。
ただ歩くだけではなく、つま先立ちになってみたり、斜めに動いたり様々な方向に動かしてみましょう。
その際に、かかと部分がシューズ内で遊んでいないか、履き口やアキレス腱の部分が合わずに痛みが出ていないかなどを確認します。
実際にジャンプや走るなどの動きが入ると、アーチ部分がつぶれて足幅が広がります。
動かない状態では問題がなくても実際に動きを入れてみると足幅の部分で窮屈さを感じるということもあります。
シューズが適切な位置で適切な力加減で曲がるのが大切ということを前回の記事で書きましたが、ここの部分もしっかりと確認が必要です。
試し履きの際は店員さんに許可をもらってしっかりと動いて確認をしてみましょう。
できるならば実際にお店で
シューズを買うこと自体はネットショップなど非常に便利な時代になりました。
ただ同じサイズ表記でも、メーカーやシリーズだけでなく、使われている素材や硬さによって感触は全く違います。
また成長期の皆さんは自分が思っているよりも体の変化が大きい時期です。
できることなら一度お店で試し履きをしてから購入するのが良いと思います。
ということで、今回のシリーズではシューズ選びやフィッティングのポイントを紹介していきました。
皆さんのグッドプレーのための参考にしてみてください!
Sufu編集部
Sufu有料会員から集めたスポーツ用品に関するオリジナルのアンケート結果やインタビュー、レポート記事をご紹介します。
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