対人のディフェンスが下手で困っています。
例えばですが、河村勇樹くんのようなディフェンスフットワークを身につけることができる練習を知りたいです。どんなレベルでも大丈夫です。
要望の背景
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Sufu認定指導者の回答
【動画内説明】
それでは今回も皆さんの質問に答えていきたいと思います。
今回は高校生の男の子から頂きました。ありがとうございます。
「対人のディフェンスが下手で困っています。例えばですが、河村勇樹くんのようなディフェンスフットワークを身につけることができる練習を知りたいです。どんなレベルでも大丈夫です。」
まず練習の内容はおそらくものすごく特別なことをしているわけではないと思います。
練習する時には考え方が非常に大切になります。
ただフットワークをしているにしても、そのフットワークがどのような状況を想定していて、どんな場面で使えて、あるいは相手をどのように守りたいのかみたいなことがイメージできている人とそうでない人では差が出てきます。
まずここをしっかりとご自身で整理してみるのがいいと思います。
仰るとおり河村選手は非常にフットワークが良くて、相手を封じ込めるのが非常に上手なプレイヤーです。
私たちエルトラックの中では、ディフェンスは相手を困らせることが出来れば上質ではないかと考え、子供たちに指導をしています。
相手がくるのをしっかり守れるようにしようと考えているのと、相手を困らせるぐらいプレッシャーをかけられるようにしようと考えているのではレベルが違います。
この考え方のレベルがのちのち何時間も練習して、何日も練習を積み上げていくと最終的に出来上がってくるものが変わってきます。
是非どういったディフェンスがしたいのかを考えてみるようにしてください。
例えば先ほどの話でいくと、相手を止めることができればいいのであれば足を置く位置がゴールの方向に向いてしまっても、最終的に止めることができればOK、ボールの付近でも止めることができれば OKという考え方の練習になりますので、足を引きながらクロースしながら素早く追いつきましょうという練習になるかもしれません。
相手を苦しめたいとなった場合、相手を進ませないようにしないといけないため、足を置く位置は引かずに相手にプレッシャーを前に前にかけるようなステップワークになるかもしれません。
こういった考え方や設定の違いというのがスポーツ全体として非常に大事になってきますので、まずご自身がどういったプレーをしたいのかを考えてみてください。
ドリルはいくつもありますので、Sufuの中から紹介をしておきます。
先生やコーチが教えてくれるドリルをしっかりそういった考え方のもとでやっていけば、プレッシャーをかけられるようになってくると思います。
あとは経験だと思いますので、本数をしっかりとこなして、対人の練習をしっかりやって、相手がどうなれば良いのかを考えながら練習をしてみてください。
・正面に入る
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・コースに先回りする
・スタンスを維持する
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ