バスケットボール

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バスケ日本代表コーチの鈴木良和氏が
代表を務める
株式会社ERUTLUCがコンテンツ提供

アンダー

バスケのアンダーとは?

「アンダー」とはピック&ロールの守り方の一つで、ボールマンディフェンスがスクリーナーの下側を通ってスクリーンをかわすことを指します。
その他にもフィニッシュに向かう際のボールムーブで膝の下を通すような動きも「アンダー」と呼んだりしますが、ここではピック&ロールディフェンスの「アンダー」を取り上げて解説していきます。

バスケのアンダーが上手くなるコツ

アンダーのメリットデメリット

まず初めにアンダーのメリットとデメリットを整理していきましょう。
アンダーのメリットはオフェンス→ディフェンス→リングという位置関係を保てるということです。そもそもスクリーンはこの位置関係をずらしたところをアタックできるようにセットされます。アンダーをするだけで相手の狙いを一つ潰すことができます。
逆にデメリットはスクリーンのユーザーに簡単にシュートを打たれてしまうことです。ボールマンディフェンスとユーザーの間にスクリーナーが入ってしまうのでシュートチェックにいくことが難しくなってしまいますので、ユーザーにシュート力がある場合にはあまり向いていない守り方ということになります。

アンダーしてしまえば勝利?

特に育成年代は身体ができていないことが多いので、3ptを高確率で決められる選手はそこまで多くありません。また単純にピック&ロールからの3ptはハンドリングとステップワークに負荷がかかるので、通常のキャッチ&シュートよりも難易度は上がります。
従って育成年代ではピック&ロールに対してはアンダーで守るだけで勝利に近づくことができます。
ただしレベルが上がって来れば、アンダーに対して3ptを高確率で決められる選手がユーザーになるのが当たり前になります。育成年代のうちにアンダーばかりやっていては、高いレベルで戦う準備ができていないということになるかもしれません。

アンダーの副次的なデメリット

更にアンダーを練習する副次的なデメリットとしてオフェンス側の負荷が低いということがあげられます。ディフェンスが下がっているのでプレッシャーがかからない状態でプレー経験を積み重ねることになります。これだけでは公式戦で相手がファイトオーバーしてきたり、トラップしてきた時に対応するスキルが身につきません。
逆にアンダーに対する攻め方を一切練習しなかった場合も同じで3ptを決められなかったり、チャンスを作れなかったりということが起こるかもしれません。育成年代は様々な攻め方、守られ方を経験することが大切です。
目先の勝利だけではなく、その先の成長も考えてピック&ロールの守り方を選んでみてください。

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ERUTLUC(エルトラック)
株式会社ERUTLUC
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。

2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2019年6月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。

【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ

http://www.basketballtutor.com/