朝練で、試合中に使える体力作り、シュート、ドリブルの練習をしたいです。ポジションはSGです。
要望の背景
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Sufu認定指導者の回答
【動画内説明】
それでは今回も皆さんの質問に答えていきたいと思います。
今回は高校生の男の子から頂きました。ありがとうございます。
「朝練で、試合中に使える体力作り、シュート、ドリブルの練習をしたいです。ポジションはシューティングガードです。」
朝練ということですので、おそらくそんなに時間がない中で体力作りもしたいなということだと思います。
シューティングガードですので、シュートが非常に武器な選手かなと想像しますが、シューティングガードで体力を作り、シュート練習とドリブル練習も同時に行いたいということであれば、まず別々にやる必要は全くないと思います。
練習を一つ一つやるのと、二つの練習を同時に行う場合、効果と効率の問題が関わってきます。
効果は非常に高いが、効率が悪いと少ない時間の中では難しくなってきてしまいますので、効率的に効果をあげることが大切だと思います。
体力作りも同時にやりたいということですので、バスケットボールはマラソンみたいにずっと同じペースで走るわけではありませんので、急に速いスピードで走ったり、ゆっくりになったり、あるいは止まったりすることを連続して行うスポーツのため、このような要素が同時に入っているシューティングの練習がいいと思います。
そうするとドリブルでダッシュをしながら、急に止まってシュートを打って、また次に何かをやってみるなどの要素を混ぜて行うと、非常に効率の良い練習になると思います。
ただ少ない時間でやっていると、すぐに体力的に負荷をあげていくというのは結構難しいと思います。
朝の練習と夕方の練習では全然体の状態も違いますし、タッチも違いますし、それから息切れしている状態なども違うと思います。
試合後半の大事な場面で息が上がっている中シュートを打たなければいけない状態と、試合開始のまだ体が動く時では、シュートタッチは全然違ったりします。
朝の練習で、まだ体力が残っている状態でシュートの練習をするのと、夕方部活動の時間でチームのみんなと一緒に追い込んで、体も疲れ切っている時のシュート練習では感覚違いますので、こういったところをうまく活用して、これぐらいの体の状態だったらこういうタッチだろうなということを感覚として身に付けていくことはとても大事なことだと思います。
今の場面だったらこういう試合の状況が想定できるなというところ含めて、色々なドリルをミックスして作っていくと効果も上がりますし、効率も上がっていくと思いますので是非チャレンジしてみてください。
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ