ペイントエリア内でのシュート率を高める練習
要望の背景
ガードとして、ゴール近くまでの突破力はあるもののシュートが決まらない
Sufu認定指導者の回答
ゴールから近い位置でのシュートチャンスでは、ディフェンダーとの距離が近くなることがほとんどです。確実に得点につなげるためには、ディフェンダーのポジショニングはもちろん、相手の体勢や手の位置を見て、瞬時に実行するシュートの種類を選ぶ必要があります。シュートを下から打つか横から打つか、シュートまでにステップをどうするか、などの判断によって、シュートの成否が決まります。
これは試合で急にできることではありません。日ごろの練習の中でも、単に1,2ステップからのアンダーハンドのレイアップシュートをいつも繰り返すのではなく、相手の動きに応じてシュートの方法を変えられるようにしておくことが大切です。
バックシュート、フックシュート、オーバーハンドレイアップシュート、フェードアウェーシュートなどのシュートスキル、インサイドに入り込んだり横に移動するステップ、フェイクからのステップインなどのフットワークスキルを身につけておくことで、プレーの幅が大きく広がり、ディフェンスも的を絞りにくくなります。
また、さまざまなシュート技術やステップを習得しても、体力が消耗したときにそれらが使えなくなってしまっては意味がありません。心肺機能に負荷をかけながら、確実にシュートが決められるようにしておくことで、身につけた技術がより実戦で生きるものへと成長します。
時間を調整したり、本数を調整したり、適切な難易度で行いましょう。
・目標8〜9本
などと繰り返し行うと、スムーズに練習が進みます。
慣れてきたらチャレンジしてみましょう。
うまくいかない時は、自分のシュートを撮影したり、動きをイメージしながら行いましょう。
・ステップやショットハンドが変わってもシュートを決める
シュートまでの動作を素早くする
・ディフェンスの動きを見る
シュートを決めきる力をつける
コンタクト後にバランスを崩さない
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ