技術はあるのにディフェンスとの接触を避けて止まって下がってしまう。結局ターンオーバーしてしまう悪循環を改善したい。
要望の背景
5年間積み上げた基礎があるので、なんとか自信を持たせてプレーさせてあげたい。
Sufu認定指導者の回答
ここでは、「生命論パラダイム」と「機械論パラダイム」という考え方に基づいて説明します。パラダイムとは「物事の捉え方」という意味です。
例えば心臓の治療をイメージしてください。生き物なら心臓を取り出さずに投薬や運動で改善を試みるでしょう。一方、機械ならエンジンを取り出して修理や交換ができます。前者が生命論、後者が機械論の考え方です。
多くのコーチはバスケットボールの練習を機械論的パラダイムで捉えています。「パス」と「ドリブル」と「シュート」という独立したスキルを個別に磨けば、ゲームでも良いパス、良いドリブル、良いシュートができると考えているのです。
しかし私たちはバスケットボールを生命論パラダイムで捉えています。パスミス一つ取っても、ディフェンダーのポジションを把握していなかったのか、パスの前のドリブルスキルに問題があったのか、それによって練習するべきポイントが変わります。出来るだけその状況を生きたまま切り取って、パス練習をしなけばならないのです。
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・重心を上げすぎない
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ボディアップとは、ゴールとオフェンスプレイヤーの間に立ち、行く手を遮ることです。
ディフェンスプレイヤーが相手チームのプレイヤーに対して、トルソー(向かい合い、両足を普通に広げて床につけている)を占めて
いる状態です。
胴体・胸でコンタクトすること、両足が床についている状態でコンタクトすることを意識しましょう。
・グッドスタンスを維持する
シュートを決めきる力をつける
コンタクト後にバランスを崩さない
積極的にチャレンジしましょう。
ディフェンスに押し出されないよう、身体でボールを守り、直線的にドライブして行きましょう。
・足を引かずにサイドステップする(ディフェンス)
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ