試合中にディフェンスで2線の寄りを素早くして守れるようになるための練習方法
要望の背景
ディフェンスで2線の寄りが遅く、抜かれることが多い。
Sufu認定指導者の回答
大事なことは、三つの役割が担えるポジションをとるということです。自分のマークマンだけではなくチームメイトをヘルプできるポジションのことを「ヘルプポジション」といいます。
その三つの役割が担えるポジショニングとは、ドライブ、スキップパス、そしてカッティングに対応できることを意味します。
まずパスが出されたときにはDFが一斉に動き出し、ボールが空中にある間に動きを完了させることが理想です。そしてパスを受けた選手がドライブでマークマンを抜いてきた場合、制限区域の外でヘルプが間に合うポジションをとっておくことが大切です。それが間に合わなければ、ヘルプポジションが浅かった(ボールマンから遠かった)ということになります。
二つ目の役割として、スキップパスが飛ばされた時、ヘルプポジションの選手がクローズアウトして間に合うことです。ドライブを意識し過ぎてボールマンに近づきすぎていると、自分のマークマンとの距離が長くなってしまいます。したがってヘルプにも間に合う、クローズアウトにも間に合うポジションをとることが重要なのです。
三つ目の役割として、マークマンがボールマンに向かってカッティングしてきた時に、相手にバンプ(コンタクト)して動きを封じます。そのようなディフェンスのことを「チェックザカッター」といいます。これら三つを同時に達成できるポジションをとることが、理想的なポジショニングです。
・オフボールマンのDFはヘルプポジションに位置する
・オフボールマンのDFはヘルプポジションに位置する
かといって、相手の守る準備が整ってしまうようなドライブもいけません。
・キャッチ&ショットを打たれない(ディフェンス)
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ