ディフェンスで相手に抜かれないような、最後までプレッシャーをかけられる足を作りたい。オフェンスでは1on1で抜けるようにしたい。
要望の背景
練習で上手くいかない時が多くなった。試合でもうまくできなかったり、強いチームだともっと出来なくなるから。
Sufu認定指導者の回答
ディフェンスは相手のシュート本数を減らし、その確率を下げるのが目的です。これはどちらか一方ではなく両立を目指します。10回ギャンブルした末に1回成功しても、残り9回は高確率のシュートを打たれるようなディフェンスは良くありません。かといってまったくチャレンジをしないような安全第一の守り方では相手は怖くありません。
ディフェンスはミスをすることによって選手の経験値が上がります。パスカットが成功するかどうかは、飛び出したことがない選手にはわかりません。ミスを恐れていたらいつまでも成否の判断ができるようにならないのです。ミスを恐れずチャレンジするほどディフェンスはうまくなるのです。
ディフェンス=フットワーク、というイメージがありますが、ハンドワークも大切です。特にボールマンを苦しめる、または嫌がらせるためには適切に手を使う必要があります。
ボールマンの不意をつき、ボールを奪うような手の出し方も身につけておきましょう。これを「ポインティング」といいます。ボールマンの手からボールが離れた瞬間を狙い、そのボールが手に戻ってくる前に、ディフェンスが手を入れて触るのです。ボールを奪えることがベストですが、たとえ取れなくてもボールに触って苦しめるだけでもディフェンスにとっては成功です。
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左右に素早く動けて、床を蹴りやすいグッドスタンスを最初に作りましょう。
中心を外れてキャッチしてしまったものは、ブロッキングファールになってしまったと考えて良いでしょう。
すぐに最初のグッドスタンスを取り戻します。
・ボールを身体の中心でキャッチする
・素早く反応できるような状態にする
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そういった時に行なうコンタクトの分解練習です。
・バランスを崩さない
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・重心を上げすぎない
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ボディアップとは、ゴールとオフェンスプレイヤーの間に立ち、行く手を遮ることです。
ディフェンスプレイヤーが相手チームのプレイヤーに対して、トルソー(向かい合い、両足を普通に広げて床につけている)を占めて
いる状態です。
胴体・胸でコンタクトすること、両足が床についている状態でコンタクトすることを意識しましょう。
・グッドスタンスを維持する
・手を出したときにバランスを崩さない
・足の動きに足で反応する
・シュートフェイクにはハンズアップ
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ