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バスケ日本代表コーチの鈴木良和氏が
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バスケ自主練

パワーポジション

バスケのパワーポジションとは?

「パワーポジション」とは相手のプレッシャーに耐えられる姿勢のことを指します。スクワットの姿勢と同じように股関節、膝関節、足関節(足首)の3つを曲げておおよそ肩幅よりも広いぐらいの足幅を取ります。
オフェンスにおいてもディフェンスにおいても、すぐに動き出せてコンタクトに押し負けない基本の姿勢になります。

バスケのパワーポジションが上手くなるコツ

パワーポジションのポイント①3関節を曲げる

パワーポジションのポイント1つ目は股関節、膝関節、足関節(足首)の3関節を曲げることです。よくある間違いは股関節が曲がらずに膝が前方に出ていってしまうか、股関節ではなく腰が丸まってしまうパターンです。
どちらの姿勢もお尻やもも裏の力を使うことができず、膝や腰に大きな負担がかかるため怪我のリスクが高まります。
股関節、膝関節、足関節(足首)の3つをしっかり曲げることで下半身の力をバランスよく使うことができ、スピードやパワー発揮をしやすくなります。正しい姿勢でできているかの目安は、個人の脚の長さなどによって多少変わりますが、スネと上半身がおおよそ並行になっているかというところです。

パワーポジションのポイント②足幅を作る

パワーポジションをとる際の最適な足幅の目安は、横から押された時にしっかりと踏ん張ることができるかということです。例えば肩幅ぐらいの足幅であれば横から押された時に踏ん張ることは難しいでしょう。
また足幅を広げすぎて膝が伸びきったような状態で踏ん張ることも難しいと思います。
横から押された時にしっかりと踏ん張れる足幅を見つけることが大切です。
同時に素早く動き出せるかというところも大切なポイントです。
実際の試合ではパワーポジションで居続けることはほとんどなく、次の動作に素早く移行することが必要になります。押された時に踏ん張ることもできるし、素早く動き出すこともできるような足幅を自分自身で探すことが大切です。

パワーポジションのポイント③身体を固める

現代バスケットボールにおいてコンタクトは避けては通れません。コンタクトに強い姿勢になるには、パワーポジションを取った際に体幹部に力を入れて身体を1つの塊にすることが大切です。上半身と下半身の繋ぎ目である体幹部をしっかり固めることで、下半身の作ったパワーを上半身にも伝えることができます。
またコンタクトだけではなく、シュートにおいて下半身の力を上半身に伝えたり、ドリブルやパスで上半身の力を使う際にも体幹部が固まっていないと十分なパワーを発揮することができません。
パワーポジションの姿勢で横から肩を押してもらった時に上半身だけぐにゃっと曲がってしまっていたら体幹部が固まっていない証拠ですのでチェックしてみてください。

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ERUTLUC(エルトラック)
株式会社ERUTLUC
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。

2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2019年6月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。

【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ

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