1対1のディフェンスの強化
くらいたさんの相談
相談内容
1対1のディフェンスの強化
詳しい練習状況
- 種別
- グループ練習
- 年代
- 小学生
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- ディフェンス
- チーム人数
- 14人
- 練習環境
- ハーフコート
- 練習頻度
- 週2日(1日2時間半)
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
ERUTLUCではオンボールディフェンスの成果を「相手を苦しめる」と定義づけていますので、そこから逆算して「フットワーク」「ハンドワーク」「コンタクト」の3つに分解して考えていきたいと思います。
「抜かれない」事が成果だと足を引いて守るフットワークが優先されますが、「相手を苦しめる」ためには足を横に出すフットワークが必要になります。従ってまずはサイドステップで素早く動けるようにするというのを基本にして、抜かれた場合だけ「ラン&グライド」と呼ばれるフットワークで追いつく、最低でもブロックに跳ぶというコンセプトで練習すると良いかと思います。
フットワークだけでは相手を苦しめるには不十分なので、ハンドワークを使ってボールにアプローチしていきます。相手を苦しめるにあたって、オフェンスに隙があったらボールに手を出していくことは重要です。この時フットワークとハンドワークが分離してしまうと簡単に抜かれる危険性が高まるので、上半身と下半身で同時に別々の動きを行うカップリング能力を高めておく事も小学生年代には重要です。
コンタクトは小学生年代だと身体が十分に発達しておらず、無闇に行うと怪我の危険もあります。従ってコンタクトに関しては押し合いなどの軽めのものから入っていって、徐々に慣れていく形が良いかと思います。コンタクトを使った激しいディフェンスは中学生で成長期が来たときに行えるようにしておくイメージです。
この3つの分解したものをできるようにしながら、ディフェンスの強度を高めるための練習を取り入れてみてください。例えばオフェンスに制限をかけたり、実戦に近い状況設定での1on1などです。制限や状況設定はチームの課題に沿ったもので行えると良いと思います。
提案する練習メニュー
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ