少人数でもできるスペーシング練習
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相談内容
部員が10名以下で少人数でもスペーシングや合わせ、トランジションの練習をしたい
詳しい練習状況
- 種別
- グループ練習
- 年代
- 高校生以上
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- グループ練習全般
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
ご質問ありがとうございます。10名以下という表現から、7-9名での練習を想定して論を進めます。チーム内のスクリメージの量や質に制限があることから、実戦経験は対外試合等で積むことが鍵になりそうですね。
まず、スペーシングやトランジションの要素については、5対5で行っている際の戦術的な要素を取り出して行う事が望ましいように思います。以下、プレミアム会員用の動画の中で、少人数版での練習へ落とし込む際のフレームワークについて言及がございます。具体例として、今回のご質問にあったトランジションドリルについても紹介します。
【ゲームモデルを整理する】少人数でもできるおすすめ練習メニュー①
(https://sufu.lifull.net/training_session/251)
【トランジションドリルの作り方】少人数でもできるおすすめ練習メニュー③
(https://sufu.lifull.net/training_session/253)
※プレミアム会員は、7日間の無料視聴期間もございます。気になる講習だけでも受講くださいませ。
ドリルを考案する際には、ドリルの始め方や、少人数でも実施できる配置を設定。また、ダミーDFの選択肢を工夫する事はいかがでしょうか?ドライブに対する合わせを練習されたい場合は、最大で4人になると思います。練習したいテーマに応じて、3人・2人・1人とOF側の配置にも変更があります。
代表的な考え方はドリブルを保持する選手が向かっている進行方向にいる選手の数での分類です。ブレイク1、ブレイク2、ブレイク3等という区分を弊社でも活用しています。それ以外では、少し表現を変え、ドリブラーの進行方向の後ろにいる選手の人数でも分類できます。それらに応じ、限られた選手の人員を配置する事で、複雑なバリエーションにも対応可能です。
上記を踏まえ、実戦ドリルの中で、選手が5対5の対外試合等で実際に経験するシチュエーションを取り出したドリルはいかがでしょうか?
代表例として以下の2点を記載します。
①フリップアクションから3対3
クローズアウトでドライブを試みるも、ゴール下まで進行できない。
ただし、リングに近い位置の為、フリップアクションに切り替え、自身のシュート共に周りの選手との連動を狙う。
②リトリートから3対3
クローズアウトやドリブルドライブを試みるも、アタックしきれずにリクリエイトをする。
その場面での残り選手が連動するところからのスタート。
提案する練習メニュー
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ