スペーシングとシュートフィニッシュの精度、対人練習
GONさんの相談
相談内容
チーム内の一人一人は1on1の能力は高いが、スペーシングの概念がないためDFが動かず、自分のDFを抜いてもすぐにヘルプDFに捕まりチャンスを逃してしまう。
5Dの動きや、カッティングやハンドオフの練習もしますが試合になると使えない(使わない)、いざカッティングするとカッティングが被ってしまう、それを嫌がって誰も動かない、だから結局スペース無い場所からの1on1で、ショットクロックも無いまま無理矢理シュートの悪循環になる。
また、得意の1on1で抜いてもフィニッシュでイージーなレイアップを外したりレイアップに持ち込めるのにジャンプシュートに逃げて外してしまう。
対人練習についても、部員は12人でレベル高い子が4人、中級者ぐらいの子が4
人、初心者レベルの子が4人。レベル同じぐらいの者同士でチーム分けると相手にならない、混ぜるとレベル低い側に合わせざるをえず、流れも悪くなり効率が悪い。
詳しい練習状況
- 種別
- グループ練習
- 年代
- 中学生
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- オフェンス
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
試合でスペーシングが上手くいかないことに関しての回答ですが、一つお勧めが、手段と目的を選手に伝えることです。カッティングや5Dは手段になりますので、「なぜ5Dをすべきなのか」を選手たちも理解することで、より理解が深まり、カオスの状況下の中で選手たちが自分でプレーすることに繋がります。DFがよそ見をしていてカッティングを選んだ、または、ボールを持っている選手にスペースを与えるためにカッティングを選んだ、などです。
フィニッシュに関するご質問は、ある程度プレーできる選手であれば、DFを入れた練習をすることがお勧めです。DFがいるのといないのでは、運動リズムが異なりますので、DFがいて、かつ判断が含まれたドリルを紹介します。
対人練習でのフロー環境についてですが、練習内容にもよりますが、中級レベルを2つに分け、上位2人を上級者クラスに、他2人を初心者クラスに分けるとちょうど良いかなと思います。
提案する練習メニュー
練習メニュー作成に関するお悩みは解決できましたか?
練習メニュー作成にまだ苦労しているという方におすすめのサービスはこちら!
「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ