初心者、オフェンスに関する相談
ゆなさんの相談
相談内容
高校生で女子のバスケ部です。新チームでスタートしたばかりです。
Sufuさんは動画で練習メニューを公開されていて、とてもわかりやすいので参考にさせてもらっています。
私もバスケの実力がないので、本や動画を活用して、日々の練習メニューを組み立てています。
少人数かつ基礎的なスキルも身につけている最中です。(マネージャーがひとりいます。)
基礎練ばかりしていると、考えてプレーする能力を高められないと思っていて、
考えるバスケをして、楽しみながら部活をできたらいいなとも思っています。
指導者が常にいる訳では無いので、全員が練習すると注意すべき箇所に気づきにくいのも難点です。
まず、課題としては、全員が責められるように1対1の能力を全体で高めることです。
また、周りを見て、合わせのプレーができるようにもしたいです。
昨年度のチームは、ディフェンススキルに乏しく、ゾーンディフェンスをしてなんとか誤魔化して過ごしてきましたが、
ゾーンディフェンスはマンツーマンが出来てることが前提で行うものなので、まずはマンツーマンをしっかりできるようにしたいです。
人数が少なくても、頭をフル活用でき、賢さを身につけられるような練習メニューを教えて頂けませんでしょうか。
よろしくお願いします。
詳しい練習状況
- 種別
- グループ練習
- 年代
- 高校生以上
- レベル
- 初心者
- ジャンル
- オフェンス
- チーム人数
- 8人
- 練習環境
- 基本的にハーフコート、毎回15~30分だけフルコート使用
- 練習頻度
- 8.5h/週、体育館練習4回、外練1回
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
非常によく考えてチーム運営されていて素晴らしいと思います。
考えておくと良いのは効果と効率です。限られた時間の中での練習だと見受けられるので、一つの練習をしたら結果的にもう一つの練習になっていたというのが理想的です。例えばシュートの練習が実はパスの練習になっているというものを採用できると別に練習して時間を倍使わずに済むので非常に効率的ですよね。
今回のご質問であれば、スペーシングの合わせの練習をする際に、スタートは1on1のスキル練習(チェンジ制限1on1など)からスタートしてみるというのもありですし、ディフェンス側に制限をかけておく(クローズアウトから始めるなど)というのも分かりやすいと思います。
もう一つはカオスをコントロールしておいた方が良いかもしれません。カオスというのは何が起こるかわからない状況のことです。オフェンスがミドルライン側にドライブしたらこう、ベースライン側にドライブしたらこうと決めていてもどの状況が出てくるかわからない、あるいは出てこないかもしれないという状況が続くと混乱が大きくなります。最終的にはゲームの状態で対応できることを目指しますが、練習は状況を整理しながらドリル設定をしておくと全員の共通認識が作りやすくなります。
共通認識を作るためにまずはディフェンスなしで確認→ダミーディフェンスで確認→状況判断→ライブという形で練習設定するとカオスコントロールはしやすいかと思います。
いろいろ組み合わせてみて下さい!
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ