トライアウトに向けて準備しておいたほうがいい練習
安西さんの相談
相談内容
小1からバスケを始めて、現在小4の息子がいます。今度、U12カテゴリーのトライアウトを受験するのですが、どのような準備をしたらよいのか分かりません。ディフェンスとミドルシュートを伸ばしたいと思っているようなのですが、やはり6年生などには抜かれてしまったり当たり負けをしています。また、止まった状態でフリースローラインぐらいの距離であれば80%ぐらいで決めるのですが、試合になると焦ってしまうようで、フォームもバラバラでリングにも当たらないといった感じです。トライアウトに向けての準備しておいたほうがいい練習や上記の課題解決にいい練習があれば教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。
詳しい練習状況
- 種別
- 個人練習
- 年代
- 小学生
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- 個人練習全般
- 試合出場有無
- 試合に出ている
- ポジション
- ポイントガード,シューティングガード
- 抱えている課題
- プレーの判断
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
小学4年生ということで身体の発達はまだまだこれからだと思うので、そこに関しては焦らずに先を見据えて身体以外のところを高めていくことが重要です。特にこの時期はコーディネーション能力といって自分の身体を思った通りに動かす能力を伸ばしておくことが重要になります。この能力を伸ばしておくことで、いずれ成長期が来たときに試合中にディフェンスに咄嗟に対応したり、より多くのスキルを発揮しやすくなります。実際に見ていないのでなんとも言えませんが、小学1年生からバスケをやっているとのことですので、得意な動きを繰り返してそれ以外の動きは思った通りにできないということも考えられます。身体能力に関しては成長期がくれば自然に伸びていきますが、コーディネーション能力は今の時期から積み重ねておかないと後からは伸びにくい能力ですので、いくつかコーディネーショントレーニングをご紹介しておきます。
ディフェンスに関しては、学年差からある程度のスピード負けやコンタクト負けは仕方のないことですので、そこではないところで勝負できると良いかと思います。例えば、ドライブされる前に細かく動いてボールにちょっかいを出したり、抜かれても追いつけるフットワークを練習しておいてレイアップに行く前にボールをカットするなどです。
身体差がある相手に対しては、自分が勝てる部分を磨いておいて試合に臨むのが良いかと思います。自分と相手の能力を分析してここなら勝てる!というところを探してみてください!
シュートに関しては、止まった状態でのシュートと試合中のシュートが別物になっていると試合での確率を上げるのは難しいかと思います。止まった状態でのシュートに問題がないのであれば、フットワークを加えたり、ディフェンスを加えたり、クイックリリースを意識するなど、試合に近い状況を再現したシュート練習をやると成果につながりやすいです。息子さんが試合で多く打つシュート、決めたいシュートを取り出して同じ状況、同じフットワークで練習を重ねてみてください。
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ