ディフェンスリバウンドをとるときにボールウォッチャーになってしまい、速攻も出せない
ニッシーさんの相談
相談内容
ディフェンスリバウンドだけの練習では意識してスクリーンアウトをするが、実際の試合中になるとボールウォッチャーになってしまい、そこからの速攻も出しづらい。
試合中の動きを想定したリバウンドから速攻の練習をしたい。
詳しい練習状況
- 種別
- グループ練習
- 年代
- 高校生以上
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- リバウンド
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
お問い合わせありがとうございます。
DFリバウンドにおける意識や危機感については、全国各カテゴリ―のコーチが頭を悩ませている領域だと思われます。練習メニューそのものの質もありますが、それらの運用方法を通じて選手が必要性を自覚するような文化を構築するのが早いかもしれません。
『ビジョナリーカンパニー』という書籍の中に『基本的価値観・理念』を組織に浸透させるために必要な事柄が記載されています。究極的には、基本理念を明確に掲げ、日常の仕組みやシステムの中に落とし込み、それらの日常を過ごしていく中で、基本理念が滋養されていく、という内容です。
DFの意識を「基本的価値観・理念」とされる場合、それらをありとあらゆる方法で模索していくことが鍵になります。(無料視聴期間を活用すれば、以下の動画の講習を確認する事も出来ます)
この部分の詳細はプレミアム会員向けの以下の2動画の中に詳しいです。
基本的価値観・理念【B2S ビジョナリーカンパニー1-4】
https://sufu.lifull.net/training_session/90
【時計を作る/規律の文化】偉大なチームはどのように作られるか②
https://sufu.lifull.net/training_session/103
また、「エコロジカルアプローチ」について扱った講習会でも、様々な制約や条件が選手に与える影響について言及があります。
通常の練習の中で、オフェンスリバウンドに対してボーナス(+1点など)を加える等で、リバウンドへの価値を高める取り組み等もございます。
【スポーツ界注目の書籍から学ぶ 】エコロジカル・アプローチとは?
https://sufu.lifull.net/training_session/374
その前提で、様々な形でDFリバウンドの訓練をし、技術や感覚を養う事が鍵になるでしょう。メニューの中に、DFリバウンドの考えを整理するものや、ドリルについて紹介しておきます。
参考になれば幸いです!
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ