スペーシングの原則を伝えるためのメニュー
Sufu会員プロフィール情報
・Kさん
・チーム構成:中学生、男子
・競技レベル:中級者
・選手数:21人以上
・指導歴:11年以上
コンセプトや取り組んでいる課題
オフェンス時の選手の判断力を養う練習メニューを中心に、いつも参考にしています。
私が指導するU15世代は、オフボールマンの選手がボールマンの動きばかりを見ているだけになってしまい、自分のマークマンがどのようなポジションニングで、どういう視野をとっているのか。
また、どこにスペースがあるのかということを見ずにバスケットボールしてしまうということがよくあります。
それを少しでも解消するような練習メニューがたくさんあるので、そこからスペーシングの原則を伝えることに用いています。
採用しているSufuのメニュー
このメニューを採用した理由
3人というスペースに余裕がある状況で、絞られた判断での練習なので、選手たちにも何をポイントにしている練習なのかを明確にできるから。
このメニューの良い点や工夫してる点
カッティングのスピードを意識しています。
形だけのカッティングにならないように気をつけることと、ボディチェックされないようにディフェンスの位置を見てフロントカットか、バックカットのどちらかを選択するということにも意識させています。
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このメニューを採用した理由
私が指導するチームが5アウトのアライメントでオフェンスを展開するチームなので、練習のなかに組み込みやすいから。
このメニューの良い点や工夫してる点
オフェンスのアライメントのなかで、ボールマンに対して自分がどのアクションをしなければいけないのかを見るということだけではなく、ディフェンスを見て、カッティングを始めるタイミングやスピードにもこだわりを持たせて練習しています。
このメニューを採用した理由
5アウトのオフェンスをすると、大抵ディナイでパスが回らないように相手チームは対応してくるので、ゲームライクの練習ができるから。
このメニューの良い点や工夫してる点
ゲーム中に、オフェンスの動きのなかで、ドライブやバックカットのアクションを入れると、アライメントが崩れたり、ボールマンのアクションに応じたスペーシングを取るのができなかったり、遅れたりしてしまうので、その修正がこの練習ではできるのが、とても良い点だと思います。