課題解決、わかりやすい、少人数、短時間、数値化を考慮したメニュー
Sufu会員プロフィール情報
・OKAYANさん
・チーム構成:中学生、男子
・競技レベル:中級者
・選手数:6〜10人
・指導歴:11年以上
コンセプトや取り組んでいる課題
コンセプトは、課題解決、わかりやすい、少人数、短時間、数値化だ。
私のチームでは、選手が9人と少なく練習時間が短いため、練習メニューは試合内容から導くことにしており、週末はほぼ練習ゲームを入れている(コロナの影響や学校行事の関係でできない週もある)。
練習試合で見つけた課題を平日の練習で解決するというのが大きな流れだ。
Sufuさんのメニューをうまく生かす練習計画だとも思っている。
練習試合で見つけた課題の解決に直結する練習をSufuさんから選ぶ。
Sufuさんの練習メニューの良さは「シンプルに〇〇をできるようになる」というものが多いことだ。
「試合の課題が〇〇だったね、だからこれを練習しよう」というのが選手に落ちやすい。
そして練習動画が短時間でポイントを絞った説明なので、校務で多忙なときでもしっかりその日の練習計画を立てられ、選手にもわかりやすい(指導の際はアウトプットで私自身が学ぶために私から説明してている)。
少人数でできる練習が多いため時間の無駄がなくみんなで練習できる。
シンプルな練習内容なので、選手がすぐ再現でき何分も続けなくてもいい。
「じゃあ次の週末の練習ゲームでやってみよう」とすれば、選手も短時間でできるようになろうと行動する。
ここまでが課題解決から短時間までのコンセプトを踏まえた練習内容である。
最後の数値可のコンセプトは、シュートテストである。
シュートテストでシュートの結果を数値化したことで、誰がどんなシュートが得意なのか不得意なのかを理解したり、シュートの成長、積み重ねを実感している。
【シュートテスト詳細はこちら】
https://sufu.lifull.net/category/shoottests/8
採用しているSufuのメニュー
このメニューを採用した理由
数値化で課題発見、課題解決をしようと思ったことがきっかけだ。
以前からシュートテストは気になっていたが、取り入れてはいなかった。
新チームに移行してから定期的に実施、記録、共有をする計画である。
このメニューの良い点や工夫してる点
良い点は数値化されることである。
数値が記録され、選手に共有できるよう印刷できる点もよい。
また、シュートテストの項目が16あり、選手が飽きずにチャレンジできることである。
工夫している点は、試合が続き体がきつい日にはシュートテスト中心の練習にしたり、通常の練習では一つの項目だけを順繰り行う時期もある。
また、ただシュートを入れる競争にならないよう項目ごとに想定されるゲーム内でのシチュエーションの動画を作り見せてから行うときもある。
【シュートテスト詳細はこちら】
https://sufu.lifull.net/category/shoottests/8
こちらは無料ピックアップ動画です。
無料ピックアップ動画一覧はこちら
このメニューを採用した理由
先日の練習試合の課題にスペーシングが出たため。
1on1をしようとしてもスペースがない。
「ボールマンとの関係性を崩さずにスペースを作れるようになる」という目標で探し、この練習を選んだ。
このメニューの良い点や工夫してる点
良い点は、短時間、課題解決というコンセプトから、ドリルのような反復練習ではなく、認知判断を伴い一つの練習で一つの課題を解決できる練習であったことだ(Sufuさんにはこの練習のみならずたくさんあるが)。
工夫している点は、練習試合でできていなかったシーンを詳細に振り返ったり、余裕があれば動画を見せて課題を明確にしているところだ。「これを解決しよう」という共通認識をしてから練習に入っている。
このメニューを採用した理由
1on1でマークマンのディフェンスを突破してからヘルプディフェンスの影響でフィニッシュのシュートセレクトが悪いという課題が出たため。
このメニューの良い点や工夫してる点
良い点は、シンプルに課題の解決のための練習であること。
また、認識判断を伴う練習であることも良い点だ。
工夫している点は、ヘルプディフェンスに対するフィニッシュ系のステップ(ユーロやギャロップなど)をこの練習の後に行い、またこの練習に戻って終わるようにしている点だ。
ステップなどのドリルは反復しそのステップをやること自体が目標になりがちであるためこのようにしている。
ステップのドリルも数分に留め、やりすぎないようにしている。
また、この練習ではヘルプディフェンスが間に「間に合わない」タイミングでヘルプに来ることが多くなるので、ヘルプディフェンスの迂回するコーンの距離を縮め、「間に合っている」状態のヘルプディフェンスも想定して行なっている。
さらにヘルプディフェンスはサイズやフィジカルのある選手であることが多いため、サイズのある選手を想定するときはヘルプディフェンス役が空中を邪魔できる棒を持ったり、フィジカルのある選手を想定するときは当たりで跳ね返すためにバランスボールを持って行なっている。