ボールをミートしてからドリブルで抜こうとする際に、軸足がずれてトラベリングになってしまいます。
ひょういちさんの相談
相談内容
部員は8人。先日の試合で、特にシュートフェイクの後のドライブで笛を吹かれる場面が多くあって課題になりました。
詳しい練習状況
- 種別
- 個人練習
- 年代
- 中学生
- レベル
- 初心者
- ジャンル
- ドリブル
ERUTLUCからの回答個別作成練習メニュー
シュートフェイクからのドライブでトラベリングを吹かれる原因は大きく2つで、ドライブへの移行の際に軸足がずれるか、軸足は残しているがドリブルの突き出しが遅くてトラベリングを吹かれるかになります。
後者の場合は「スタブドリブル」と呼ばれる早めの突き出しで対処することができます。
前者の場合は、シュートフェイクから重心移動を上手にできるかが鍵です。シュートフェイクからそのままドライブに移行しようとすると、身体の構造上、徒競走の「よーい」のように足を引くような動きが自然に出やすくなってしまいます。この足を引く動きが、軸足がずれる主な原因です。
対処法としては、シュートフェイクからまずしっかりと重心を下げます。重心が下がることで軸足に体重がかかり、ずれにくくなります。そこから進行方向に重心が水平移動すると軸足がずれずにアタックすることができます。
この重心移動ができている選手は、ボールがシュートを構えた位置から「J」の字を描くように移動するので、そこをチェックポイントとしても良いかもしれません。
まずは正しい動きを習得して、それを速くできるようにしていくと良いかと思います。ここに関しては反復練習が大切ですので、スタブドリブルの動画を参考にたくさん練習してみてください。
提案する練習メニュー
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「バスケットボールの家庭教師」を運営している会社になります。
2004年に開始したバスケットボールの家庭教師事業は、2022年4月時点でコーチ70名以上、会員数1300名以上。
指導実績多数・各地講習会なども担当しており、「はじめてのミニバスケットボール」「バスケットボール IQ練習本」「バスケットボール判断力を高めるトレーニングブック」「バスケットボールの教科書1~4」など多くの書籍・DVDも監修しています。
【ERUTLUC代表鈴木良和コーチ JBA活動歴】
2016年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2016年男子日本代表サポートコーチ
2017年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2017年男子日本代表サポートコーチ
2018年U22日本代表スプリングキャンプアドバイザリーコーチ
2018年U12ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年U13ナショナルキャンプヘッドコーチ
2018年~2021年男子日本代表サポートコーチ
2021年~女子日本代表アシスタントコーチ