球速を上げるためのトレーニング
まっちょさんの相談
相談内容
ピッチャートレーニングのメニューを作成してほしいです!月曜と水曜or木曜はウェイトトレーニングに設定しています。僕はサイドスローで球速を上げたいと思っています。
詳しい練習状況
- 種別
- 野球
- 年代
- 高校生以上
- レベル
- 中級者
- ジャンル
- フィジカルトレーニング
nazooからの回答個別作成練習メニュー
ウエイトトレーニングは実施しているようなので、投球で必要となる股関節の強化をメインに足裏への刺激、全身の連動をピックアップしました。
投球は捻りの力を使い
メニュー1は胸椎の回旋。投球に必要な捻りの可動域を出していきます。肩甲骨を安定できるように片側はしっかりプッシュして固定できるようにしましょう。
メニュー2は投球の状態に近いランジ姿勢での回旋。
メニュー3は前側に体重移動を行うことで、足底への刺激・感覚トレーニング。地面からの力を真っ先に感じるのは足裏です。実は足の感覚が鈍くなっているケースは多くみられます。指が曲がらない様に足裏で体重移動を感じましょう。
メニュー4は片足での安定と体幹の強化。立った姿勢から倒していくことで、投球時の片足立位に近づけたトレーニングを行うことができます。最初の片足の段階で安定しないとその後の動作で乱れが生じます。
メニュー5は踏み込んだランジの姿勢で捻りを加える種目。慣れてくれば、サイドスローの姿勢で行うと良いでしょう。
メニュー6はメディシンボールも用いた種目ですが、グラウンドで行う場合は野球ボールを使い、ネットスローで行うのも良いかと思います。股関節で溜めた力を強く使い、ボールに力を伝えるイメージです。
メニュー7は瞬間的な力の発揮を促す種目です。リリースの瞬間に力が伝わる様に力のon/offの切り替えを覚えていきます。
提案する練習メニュー
代表の並木はサッカー日本代表としてFIFAワールドカップフランス大会、日韓大会、ドイツ大会に帯同。そのほかU-23日本代表のアスレティックトレーナーとして4度のオリンピックに帯同しており、U-17ワールドカップへの帯同実績もある。
また現在までにU-19サッカー日本代表、Jリーグ、各世代のサッカーを中心に、WJBL、社会人ラグビー、ソフトボール、モトクロス、卓球、陸上、アーティストなど様々な競技や分野にアスレティックトレーナーを派遣している。
さらには講演会やセミナー、専門学校などの教育機関に講師を派遣するなど後進育成にも力を入れている。
「一人一人の健康な人生をサポートする」を企業理念として掲げ、世の中の人々の『健康』をあらゆる方向からサポートし、一人一人の「楽しく、豊かに、生き生きと」生きる、そんな『健康な人生』をサポートしている。